千年サンゴ守れ

vclub2010-05-18

エヌズwww

千年サンゴ守れ

牟岐町の大島周辺の海底に生息する世界最大級のハマサンゴ「千年サンゴ」を守ろうと、地元のダイビングサービス「クラブノアむぎ」などが15日、サンゴの周りで大量発生している天敵・オニヒトデの駆除を行った。

 駆除は、「クラブノアむぎ」やNPO法人「カイフネイチャーネットワーク」などが企画。オニヒトデは7月に産卵シーズンを迎えるとされており、駆除は今回が5回目。地元のダイバーら14人が参加し、午前と午後の計2回実施した。午後の部には飯泉知事も加わった。

 捕獲作業は、2人一組となり、水深5〜20メートルの海底に20〜30分間ずつ潜水。ダイバーらは金属製のハサミを手に、オニヒトデのとげに刺されないように慎重に捕まえ、計350匹を駆除した。内訳は、直径30センチ以上の大型が4匹、中型(20〜30センチ)が90匹、小型(20センチ以下)は256匹だった。

 「クラブノアむぎ」の森永達矢チーフマネジャー(29)は「オニヒトデは冬場に水温が下がると死滅するが、今年は暖かいため越冬しており、オニヒトデに食べられて白化したサンゴがたくさん見られた。今後も地元ダイバーらと協力し千年サンゴを守って行きたい」と話していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20100515-OYT8T00760.htm

「サンゴを守ろう」 オニヒトデを駆除

 和歌山県白浜町海域で活動しているダイビングショップが16日、サンゴ群落を守ろうと、同町沿岸でサンゴの天敵オニヒトデの捕獲活動をした。

 主催したのはダイビングショップ「エヌズゲーム」(本店=大阪市)で、スキューバダイビングの普及や海洋環境保護を目的に活動する団体「BSACジャパン」(事務局=大阪市)のメンバー。

 近年、サンゴの白化が進んでいることから4月、「BSACジャパン」が「サンゴ事務局」を新設し、サンゴ保全に力を入れることにした。エヌズゲームがその趣旨に賛同、ダイバーへの啓発も兼ねて企画した。

 同店を利用する京阪神地方のダイバーやスタッフ35人が同町のダイビングショップ「綱不知マリンクラブ」と「ミスオーシャン」の協力で、白浜町の三段壁沖などに潜った。水深15〜20メートルの所で7匹を捕獲。大きいものは直径30センチもあった。

 エヌズゲームを経営する「エヌズ」(大阪市)の橋谷典昌会長は「全国的にサンゴが減っている。多くの人がサンゴの保全に賛同して参加してくれた。この活動を広げ、多くのダイバーらにサンゴ保全への思いを強くしてほしい」と話した。

http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=189756