久米島沖サンゴ調査 国内最大WWFJ

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久米島沖サンゴ調査 国内最大WWFJ

久米島の南東沖、水深15〜35メートルの深場で確認された国内最大規模のサンゴ群集で、世界自然保護基金(WWF)ジャパンが主催する本格的な調査が3日、始まった。地元のダイビング安全対策協力会や漁協が協力して4日まで行われる。

 初日の調査では、研究者が海底でハンマーなどを使い、枝状のミドリイシを中心にサンゴを採取。衛星利用測位システム(GPS)や魚群探知機器で位置と水深を記録し、正確な分布範囲を調べた。

 WWFジャパンの安村茂樹自然保護室主任は「この水深での群集は珍しい。深場での調査はほとんど行われておらず情報も乏しいが、同様の群集は県内にまだまだあるはずだ」と話す。

 今回の調査は久米島町とWWFジャパンが連携して自然保護に取り組む「久米島応援プロジェクト」の一環。今後も継続し、漁場や観光活用のルール作りや保護を提案していく。

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-07-04_7774/