万博マスコット 海賊版と取り締まり、いたちごっこ

vclub2010-05-09

つ キャラクターそのものがコピーなんじゃね?

万博マスコット 海賊版と取り締まり、いたちごっこ

1日に開幕した上海万博の会場周辺に、万博の公式マスコットキャラクター「海宝(ハイパオ)」のぬいぐるみや携帯ストラップ、キラキラ光る中国館の模型など、万博関連グッズのコピー商品を売る露天商が多数、繰り出している。中国政府は取り締まりを強めているが、いたちごっこが続いている。

 会場の門の近くで「海宝」のぬいぐるみをリュックに詰めて売っていた大学2年生の女性は「インターネットで安く大量に仕入れた。貧乏学生だから生活費の足しにしようと思って」と悪びれた様子はない。会場内で売られる正規品は50元(約700円)だが、色が少し濃いコピー商品は20元だ。警察の巡回が来ると身を隠し、場所を変えてまた売るのだという。

 中国公安省は、上海万博関連グッズのコピー商品を対象にした集中取り締まりを実施し、3月から4月半ばまでに全国で529人の容疑者を拘束、420万点のコピー商品を押収した。

 知的財産権の保護を重視していることを国際的にアピールすることが狙い。押収金額は1億9千万元(約26億円)に上るという。特に上海では114カ所の販売拠点が摘発され、64万点のコピー商品が押収された。

http://www.asahi.com/international/update/0508/TKY201005080142.html