子どもはみなブログを持て!

マジですか?

総務省「報道資料」

「ブログ・SNS(ソーシャルネットワーキングサイト)の現状分析及び将来予測」
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/050517_3.html

ニッポンの明日には、ブログが一番!
 総務省は14日、小中高校生のだれもがブログ(日記風の簡易ホームページ)を書くような環境をづくりをめざす方針を決めた。同省が設置した「情報フロンティア研究会」(座長=國領二郎・慶応大学教授)が、日本の「IT(情報技術)力」を強化する方法として、「あらゆる児童・生徒がブログを持つべき」と報告書で提言したのを受けたものだ。

 研究会は、ブログや知人同士が意見交換する「ソーシャルネットワーキング(SNS)」の普及で、個人レベルの情報発信が急増し、「企業対個人」「発信者対受信者」といった社会構造まで変えつつある、と分析。その一方で、インターネット関連の知識格差が生じている、と指摘した。

 報告書はこうした現状を打開し、IT社会で日本が優位に立つには、義務教育段階からネットワークで個人が発言する作法を身につけさせることが必要だと主張。あらゆる子どもが自分のブログを持つのが効果的だ、と力説した。

 子ども1人1人がブログを持つには、校内コンピューター網(LAN)を整備したり、ブログのサービスを購入する費用が必要になるが、総務省は「すでに存在する自治体への情報化支援策などを活用することも可能。必要なら特別の予算を組むことも検討したい」とやる気満々だ。

 文部科学省の調査によると、2004年3月時点で、全国の公立学校の普通教室へのLAN接続率は、小学校で31・1%、中学校で32・0%、高校で61・2%だった。

 研究会は14日の会議で出された意見をもとに、提言の細かな字句を修正。来週中にも報告書を公表する予定だ。

http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20050614nt07.htm