日本8強ならず 死闘PK戦で敗れる

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日本8強ならず 死闘PK戦で敗れる

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会第19日の29日、2大会ぶりに16強に進出した日本は、プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場での決勝トーナメント1回戦でパラグアイと対戦した。延長でも両チーム無得点で決着がつかず、PK戦で日本は3−5で敗れ、初の8強入りはならなかった。

 PK戦では、パラグアイが全員成功したのに対し、日本は駒野友一(磐田)がクロスバーに当てて失敗した。

 日本はここまで3試合と同じ布陣が先発。前半に松井大輔グルノーブル)のシュートがクロスバーに当たるなど決定機をものにできなかった。その後は、互いに決定力を欠き、ゴールは決まらなかった。

 日本は1次リーグE組を2勝1敗で2位通過し、2002年日韓大会以来の16強入り。パラグアイはF組を1勝2分けの1位で突破していた。

 パラグアイは、7月3日(日本時間4日未明)にヨハネスブルクで行われる準々決勝で、スペイン(H組1位)−ポルトガル(G組2位)の勝者と対戦する。
◆選手に感謝したい

 日本代表・岡田武史監督 これだけ頑張ってくれたので、勝たせてやりたかった。私の力が足らなかったと思う。最後まで選手がついてきてくれた。感謝したいです。
◆岡田監督が退任の意向

 【プレトリア=共同】サッカーのワールドカップ(W杯)日本代表の岡田武史監督(53)は29日のパラグアイ戦後の記者会見で「おそらく、もうやることはないだろう」と話し、今大会限りで代表監督を退任する意向を表明した。

http://www.chunichi.co.jp/article/sports/news/CK2010063002000041.html