打ち上げ成功
次は火星だもんね!
退役のアトランティス、打ち上げ成功
米航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部夏時間5月14日14時20分(日本時間5月15日3時20分)、スペースシャトル・アトランティス(STS-132)をケネディ宇宙センターから打ち上げた。
打ち上げから約2分後に固体ロケットブースター(SRB)、約9分後に外部燃料タンク(ET)が切り離され、アトランティスは地球周回軌道に投入され、打ち上げが成功した。スペースシャトルの打ち上げは、今年4月に山崎直子宇宙飛行士が搭乗したディスカバリーに続き、2ヶ月連続。
アトランティスは2日後に国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングし、計3回の船外活動を行い、ロシアの小型研究モジュール(MRM1)を取り付ける。
MRM-1は「ラスヴェート(Rassvet)」と名づけられ、ISSの新しいドッキング室である。ザーリャ・モジュールに取り付けられ、ピアース・ドッキング室とポイスク・ドッキング室と同様に、ドッキングポートやエアロックの機能を果たす。また、ロシアのISSモジュールをスペースシャトルで運ぶのはこれが最初で最後である。
なお、アトランティスとISSの分離は5月23日、ケネディ宇宙センターへの帰還は5月26日に予定されている。また、アトランティスはこのミッションを最後に退役する予定。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html