中国で旧1万円札を偽造か、韓国人グループ摘発
聖徳太子の旧1万円札が人気あるのぉ?
中国で旧1万円札を偽造か、韓国人グループ摘発
ソウル地方警察庁は6日、中国で偽造された日本の旧1万円札を韓国内で販売したなどとして、韓国人グループを刑法の偽造通貨取得などの疑いで摘発し、このうち同国内での販売を担当していた男(41)を逮捕したと発表した。
また、資金調達担当の男(53)を書類送検し、偽造に関与したとみられる中国在住の男(62)ら2人の逮捕状を取った。
発表によると、逮捕された男らは3月中旬、中国で偽造された紙幣300枚を航空機で韓国内に持ち込み、このうち100枚を日本人観光客が多く訪れるソウル・南大門市場の両替商などに計1200万ウォン(約103万円)で売りさばいた疑い。
同庁は、中国の公安当局などに捜査協力を求める方針だ。旧1万円札は、収集家の間で人気があり、1枚あたり20万〜200万ウォン(約1万7000〜17万円)で取引されているという。