河村市長が自転車街宣開始
自転車街宣は得意技だぜっ!
市議会改革などをめぐって議会側と対立する河村たかし名古屋市長は27日、議会の解散請求(リコール)に必要な著名を集めるため、市民に直接、協力を求める街宣活動を開始した。同市の場合、議会リコールには36万5000人余り(有権者の約5分の1に相当)の署名が必要となる。
河村氏は市内の商店街などを自転車に乗って回り、「(署名集めの)受任者になって一緒に議会を解散させましょう」と呼び掛けた。まずは受任者5000人以上の登録を目指しているという。
24日に閉会した同市議会では、河村氏が提出した市議会議員の報酬と定数を半減させる条例改正案が否決されるなど、河村氏と議会側の対立が深まっている。
署名集めに協力求める 河村市長が街頭演説「議会リコール」
名古屋市の河村たかし市長が27日、同市の中心部で街頭演説に立ち、対立が深刻化している市議会の解散請求(リコール)に必要な署名集めへの協力を求めた。
河村市長は午後3時半すぎ、中区の三越名古屋栄店前に自転車で登場。「暴走する議会を解散するため、署名集めに立ち上がってちょー」と声を張り上げた。
河村市長の支援団体は、署名を集める協力者が5000人に達したら署名活動を始める方針。支援者が足を止めた買い物客らにチラシを配った。
演説を聞いていた中区の女性会社員(31)は「年収が800万円でもいい、という人に政治をしてほしい」と協力に前向き。遠巻きに見ていた男性は「議会の悪口ばかり言うのは、聞いてて気持ちのいいものじゃないですね」と話していた。http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010032802000138.html