アップル、世界最小で“しゃべる”新iPod shuffle

vclub2009-03-11

VoiceOver搭載。w

アップル、世界最小で“しゃべる”新iPod shuffle
−4GBで8,800円。プレイリスト/Lossless対応

アップルは、世界最小サイズに小型化した「iPod shuffle」新モデルを11日より発売開始した。メモリ容量は4GB。Apple Store価格は8,800円。ボディカラーはシルバーとブラックの2色を用意している。

ボディサイズは世界最小 ブラックとシルバーの2色を用意する

 新iPod shuffleは、外形寸法45.2×17×7.8mm(縦×横×厚さ/クリップ含む)と従来モデル(同27.3×41.2×10.5mm)の約半分に小型化。重量は10.7g。Appleでは「単3電池よりもずっと小さく、最大1,000曲の楽曲を保存できる。世界最小のミュージックプレーヤー」と、その小ささをアピールしている。

 従来モデルとは異なる縦長のデザインに一新。ボディはアルミニウムで、クリップ部はステンレススチールを採用。本体には「電源OFF」、「曲順通り再生」、「シャッフル」を切り替えるスイッチと、ヘッドフォン出力を備えている。

 電源と再生モード切替以外の操作は、付属イヤフォンのコードに備えているコントロールボタンで行ない、再生/一時停止や、ボリューム調整、プレイリスト切替が可能となっている。

 また、新機能としてボイスオーバー(VoiceOver)を搭載。これは、曲のタイトルやアーティスト名、プレイリスト名を読み上げる機能で、この操作もリモコンから行なえる。リモコン中央のボタンを長押しすると、ボイスオーバーで曲名とアーティスト名を案内。中央ボタン1回クリックで再生/一時停止、2 回で次の曲を再生、3回クリックで前の曲を再生となる。

 ボイスオーバー用の音声は、英語だけでなく日本語にも対応。さらに、チェコ語オランダ語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、イタリア語、中国語(北京語)、ポーランド語、ポルトガル語スペイン語スウェーデン語、トルコ語の合計14言語を発音できる。ボイスオーバー利用時には、iTunesで言語を選択。すると同期時に選択した言語のボイスオーバー音声がiPod shuffleに転送されるという。曲名/アーティスト名の読み上げだけでなく、バッテリ残量もボイスオーバー機能を使って確認できる。
iPodファミリーの新ラインナップ

 対応フォーマットはMP3(16〜320Kbps)、AAC(16〜320Kbps)、WAV、AIFF、Audibleに加え、Apple Losslessも新たにサポート。プレイリスト再生のサポートもiPod shuffleとしては初となる。

 パソコンとはUSB 2.0で接続。リチウムポリマーバッテリを内蔵し、充電もUSB経由で行なう。連続再生時間は最長10時間。約2時間で80%の充電が可能で、満充電時間は約3時間。iPod shuffleには、iTunes 8.1以降が必要で、対応OSはWindows XP/VistaMac OS X v10.4.11以降。USB接続ケーブルと、iPod shuffleの操作が可能なイヤフォン「Apple Earphones with Remote」が付属する。


□アップルのホームページ
http://www.apple.com/jp/
ニュースリリース
http://www.apple.com/jp/news/2009/march/11ipod.html
□製品情報
http://www.apple.com/jp/ipodshuffle/