ヴェルファーレ閉店

vclub2006-12-28

ついにエイベックスも
撃沈します?w

ヴェルファーレ」元日閉店 「パラパラ」聖地、12年で幕

バブル後の日本のディスコを牽引(けんいん)してきた、東京・六本木の大型ディスコ「ヴェルファーレ」が31日と新年1日の営業で、12年間の幕を閉じる。多くのアーティストやヒット曲を世に送り出してきたばかりでなく、製品発表など企業のイベントや社交場として1つの時代を築いた。施設では1日昼の閉店まで、イベントがめじろ押しだ。

 ヴェルファーレは1994年にオープン。延べ床面積約5000平方メートルの「世界最大級」をうたい文句にしてきた。

 営業を終えるのは、借地契約が切れるため。営業継続も模索されたが、所有者の意向もあって営業終了となった。

 近くでは、旧防衛庁跡地に開発が進む「東京ミッドタウン」のグランドオープンが来年3月末に控えており、新しい街にあった再開発の道が探られる。

 閉店を前に施設は、12月に入り連日のようにイベントが組まれてきた。31日には「Count Down To The Future」、1日にはすべてのダンスフリークに向けた「LAST DANCE」とタイトルしたイベントが行われる。早くも当日は入場制限となる可能性も出ている。

 施設は、地上3階、地下3階。開業時には、幅約5メートル、高さ4メートルのディスコでの常設としては国内最大の映像設備や、ホール内に雪を降らせてしまう特殊効果設備を持ち込んだ。

 情報発信面での特徴はバブルを象徴した「マハラジャ」「ジュリアナ」といったディスコを支えてきた20前後の世代を、客層から切り捨てた点にある。ターゲットを25歳以上の大人に絞り込み、ディスコを従来の「若者の踊りの場」から「大人の社交場」へと昇華させた。商談や企業接待に使えるVIPルームや飲食施設が設けられた点でも時代の先端をいった。

 運営はエイベックスが行い、浜崎あゆみさんや、倖田來未さんらもヴェルファーレのステージで育っていった。00年の「パラパラ」ブームの情報発信拠点ともなった。

 ヴェルファーレでは「1つの時代が区切りを迎えるようで寂しいが、情報発信をしつくして最後の影響を迎えたい」と話している。

http://www.business-i.jp/news/top-page/topic/200612260015o.nwc