「沖ノ鳥島対策に」1億寄付
「沖ノ鳥島対策に」1億寄付
日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)の保護対策に役立ててほしいと、豊島区の全日本漁港建設協会名誉会長、坂井溢郎さん(81)と妻喜和子さん(80)が二十六日、都に一億円を寄付した。
この日、石原慎太郎知事に目録を手渡した坂井さんは「感謝していただいた。いいことしたと晴れ晴れとした気分です」とにこやかな表情。五十年かけて一億円をためたといい、「無理しない範囲で頑張った。子孫に残す財産(沖ノ鳥島)を守るのはわれわれの責任です」と語った。
一億円の使途について石原知事は「映像資料の作成などに使わせていただく」と語った。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060527/mng_____sya_____011.shtml